10月19日~20日に、川崎市秋田県人会の親睦バス旅行に「秋田ふるさと応援団」として参加してきました。
参加者は26名(男性19名、女性7名)。午前8時15分にJR武蔵小杉駅北口に集合し、大型バスに乗車して8時30分に出発しました。
最初の目的地は成田山新勝寺で、参拝後に昼食を「大黒屋」でいただきました。この建物は今から約200年前に建てられ、当時は旅館として営業していたそうです。現在は食事処として利用されており、「うなぎ・そばセット」は安くて大変美味でした。
当日はちょうど七五三のお祝いと成田祭りが開催されており、京成成田駅から成田山新勝寺までの道中では「成田四季踊り」を見ることができました。
続いて訪れたのは三里塚記念公園です。案内人の説明を受けながら、三里塚御料牧場記念館・貴賓館・防空壕を見学しました。
この公園は、かつて「宮内庁下総御料牧場」として花と馬の牧場として親しまれていましたが、成田空港建設に伴い栃木県へ移転。その歴史と日本の畜産振興の功績を後世に伝えるために記念館が建てられたとのことです。
貴賓館は明治8年に創設され、当時、下総牧羊場の責任者として明治政府に雇われたアメリカ人の官舎として建てられました。建物は木造・茅葺きの平屋建てで、外観は和風ながら内部は洋風装飾を取り入れた和洋折衷様式でした。
防空壕は昭和16年に東宮御避難地として下総牧場内に造られたもので、コンクリートの厚さや土の盛り方、爆風処理などに工夫が凝らされていました。
広い敷地内にはマロニエ、ホウノキ、コウヤマキなどの並木道が続き、高村光太郎の文学碑もあり、市民の憩いの場として親しまれています。とても有意義な時間を過ごしました。
宿泊は「スパ&リゾート 九十九里 太陽の里」。ゆっくり温泉に浸かった後、個室宴会場での夕食会が開かれ、社長ご夫妻のご挨拶がありました。奥様が「秋田おばこ」を尺八と三味線の伴奏で披露され、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
会食ではきりたんぽ鍋など秋田の味覚を楽しみ、カラオケで大いに盛り上がりました。引き続き二次会は各部屋で開かれ、皆様がそれぞれ特技を披露し、笑いの絶えない楽しい夜となりました。
翌20日は9時に出発し、十万石最中で有名な「津知家」や道の駅「たけゆらの里」に立ち寄り、昼食は食事処「なかむら」で新鮮な海鮮丼をいただきました。その後、港の駅「まるたけ」と「はちみつ工房」にも立ち寄り、各所で名産品の買い物を楽しみました。
JR武蔵小杉駅には予定通り15時45分に到着し、無事に解散しました。
今回の旅行を企画・運営してくださった幹事長の遠藤久志さん、幹事の藤井薫さんに心より感謝申し上げます。
秋田ふるさと応援団 理事長 三平俊悦








































